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執筆者の写真和泉屋

不便益

『不便益』とは『不便だからこそ良いことがある』ということで、そうしたこと・モノなどを示す言葉です。テクノロジーの進化によって、私たちの生活は日々便利になっています。その多くの手間や時間が省かれ、人々の生活水準が向上する一方、時にその利便性が害になることがあります。『便利=益』『不便=害』というかつての認識に対して、ユーモア溢れる豊富な事例を紹介しながら『便利・不便』『益・害』の相互関係を再考する。その結果、見えてくるのは、不便な生活を豊かにする例、つまり『不便=益』があるということです。たとえば、富士山の頂上に上るのは大変だろうと、富士山の頂上までエレベーターを作ったらどうでしょう。余計なお世話というより、山登り本来の意味がなくなります。子供の遠足のおやつは300円以内とします。もし、自由に好きなだけおやつを持ってきても良かったとしたら、どうでしょう?遠足前日に半日をつぶしてスーパーをうろつき、自分ならではの組み合わせを考え抜いたのは、今思えば楽しい思い出です。

電車やタクシーもいいけど、歩こうですよん😏

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