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執筆者の写真和泉屋

どうなるんじゃ日本は

日本は安い国になりつつあります。これは事実。そしてお金を持っている人にとっては、すごく快適な国です。ビジネスをするときには低い給料で人を雇えるし、オフィスでも住宅でも家賃が安い。ご飯が安くておいしい。治安もいい。この日本の「快適さ」の裏にあるのは、人のコストが安いということです。そしてなぜ安いかというと、非正規労働者という立場の弱い働き手がいるから。労働者はずっと雇ってもらえるという安心感がないと、雇う側と対等に戦えない。「働けなくなったら怖い」なんて思って、嫌でもサービス残業を受け入れてしまう。日本は最低賃金が低いのに、サービス残業まで受け入れているから、実際の時給に換算するとかなり低くなりますよね。20代ならまだしも、30代や40代になって非正規で体を壊しでもしたら「あ、俺もうアウトだわ」ってなる。お金はなくて、自分の頭脳と肉体しか戦えるものがないという人にとっては、日本はすごく厳しい国です。日本には500円で買える「ワンコインランチ」という言葉がありますが、ニューヨークだと5ドルじゃサンドイッチ一つだって買えません。大人気のラーメンだったら1杯20ドル(約2200円)以上。替え玉やトッピングをして、ビールも飲むと50ドル(約5500円)ですよ。「日本は物価が安くて清潔で快適」に甘んじていたら、いつの日か、日本中の土地を外国資本に買い荒らされ、日本人が得意な「おもてなし」を外国人に対して低賃金でさせられるようになるかもしれません。そんな日本の未来を誰が望むというのでしょうか・・・❓



近所にも250円弁当を販売しています。日本の最低賃金の低さ心配じゃのう😅

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